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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第12章 お互いのパートナーを決めましょう


悟が目の前に来ると、小百合が上目で悟を見上げた。




しずくと違い、これから何が起きるのかちゃんと分かっている恍悦の表情。




「小百合おいで、早く済ませよう。」



いつもしずくを誘うのと同じ様に小百合を誘う。

表情だけが、しずくへの対応とは違った。




しずくには無表情で誘うその言葉も。

小百合にはにっこりと笑顔を見せる。




もうこの見上げる表情を曇らせてはいけないと経験したから。

悟はゆっくりと小百合の髪をサラッと撫でた。




本当はしずくでなくても、誰でも良かった。

何故あんなにしずくにこだわったのかは、新しい奥さんを目の前にしては、思い出せない感情だった。




悟は小百合の肩を抱きながら、自分の部屋に彼女を招き入れる。





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