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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第12章 お互いのパートナーを決めましょう


部屋に残った悟が、女の子の前まで寄った。

「……名前は?」

「……小百合です…。」




少し顔を赤らめて答える小百合が、確かに昔のしずくを思い出させた。




「…僕のことは気にしないで、ゆっくりしてて…。」




そっと小百合の肩に手を置いて、口を彼女の耳元に近づけた。

「…シャワー浴びてくるから…。」




悟がそう言って、顔を赤らめた小百合の反応は。

しずくと違い、恋愛を知っている反応だった。




悟はスッと小百合から離れると、そのまま浴室に移動した。




ジャーっと水圧を強くて、頭から水を被った。

憤慨して気を失いそうだ。




全てが悟にとって申し分無い小百合は。

本家が決めて、しずくが最終的に決めた相手なのだろう。




しずくは知っていた。

初夜のあの日、恋愛経験すら無いしずくを、悟が鬱陶しいとすら思っていた事実。



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