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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第12章 お互いのパートナーを決めましょう


「…何で…こんなに協力してくれるの?」




七海に聞きたくて聞けなかった事を、しずくは聞いた。




しずくの言葉を聞いて、七海は一瞬びっくりした顔をしたが、すぐに笑って言った。





「言葉にしないと分からないですかね?」




いや。

充分だった。




言葉の変わりに、七海がしずくの手を握る。

その時の七海の顔を見て、彼が自分をどう想ってくれているのか分かった。




「…作戦を続けていいですかね…。」




そう七海に優しく言われて、しずくは少し顔を赤らめながらゆっくり頷いた。




とうとう。

それぞれの新しいパートナーを決める時が来たようだ。




そう決心した時に、頭に浮かんだのは。

結婚式の日の悟の笑顔ではなくて。




しずくを好きだと抱きながら言った、悟の表情だった。






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