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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第12章 お互いのパートナーを決めましょう



「しずく出掛けるの?」



朝早く外出の準備をしているしずくに悟は聞いた。

「うん…そろそろ呪術師の活動をしようと思って…。」




離婚するなら1人で生計を立てなくてはならない。

お金を貰えるなら、高専からの仕事を受けた方が早かった。




高専時代までしか呪術師の仕事をしていなかった。

しずくの階級は準2級で高い方では無い。

階級を上げる為にも、実家より高専の仕事をするしか無かった。



10年ぶりに高専の制服を着るしずくを見た。

その制服を着ている頃はまだ、自分に恋心を持っていたはずだ。




「じゃあ、一緒に行こうか。」




悟はしずくの側に来て、ぎゅっとその手を握った。




少しびっくりしてしずくが顔を見上げると、ちゅっと軽く悟がキスをしてきた。




……悟が分からない。




すぐに離れる悟を見ながらしずくは思った。







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