• テキストサイズ

【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第12章 お互いのパートナーを決めましょう






「おかえりなさい…。」

「ただいま…。」



悟が帰ってきた時に、ちょうどお風呂から上がった。

声をかけて悟が答えると、そのまま悟は自分の部屋に入って行った。




あの日から、元の生活に戻った。




今までの様に、顔を合わせない様に自分の部屋に入る悟の背中を見送った。




『しずく、好きだよ。』




そう囁いて抱かれていた日々がまるで無かったように、悟は元の悟に戻った。

それに少しだけ胸が痛んだが、これでよかったとも思えた。




やっと悟が離婚を視野に入れたのだ。

悟の態度を見ながらそう思った。




しずくは自分の部屋に入ると、ベットに横になった。




……このベットはこんなに広かっただろうか。




狭くて、寝返りも出来ない位に。

抱き締められて一緒に寝ていた。



…そう言えば、悟はご飯は要らないのだろうか…。

聞いても前の様に『要らない』と答えるだけだろう。




しずくは当たり前に戻った日常に、ゆっくりと目を閉じた。




/ 313ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp