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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第11章 この最低男


それに溺れた情事は…




楽しかった。

無性に込み上げてくる幸せが心地よかった。

あんな風に悟の好き勝手に抱かれただけなのに。




















そんな風に感じて、悟を好きだと思えるほど。









悟の言葉が本気だと錯覚して、彼の愛を望んでしまうほど。












『僕と離婚したかったら、僕を好きになるのが1番手っ取り早いって言ってんだよ。』




好きになったら絶対に離れる相手だと。

1番良く分かっているのは自分なのに。




「…くっ…うぅ……。」




何故普通に離婚してくれないのだろう。

こんなにも しずくを傷付けたいほど、憎んでいるのだろうか。




悟が離婚話で傷付く事なんて何も無いくせに。

しずくの代わりに順応な女の人が現れたら、それでいいと簡単に思えるくせに。




結局こうして泣いて抵抗するしか出来ない自分が、1番惨めで嫌だった。






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