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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第11章 この最低男


「七海、思い切りぶん殴っていい?」

「ご遠慮願します…まだ死にたく無いので。」




何がこんなに苛々するのだろう。

全て自分が提示した内容だった。




七海は悟の話が終わると、そのまま背を向けた。

そうだ、この七海の背中に蹴りを入れるには、自分が願った結末過ぎる。




そう思って、悟はそのまま七海を見送った。



















「うっ…くっ……。」

硝子のお陰で、変に改良された体は治った。

なのに しずくはまだ泣いていた。




硝子はそんな しずくに何も言わないで、ただその姿を見ているだけだった。




これは10年前に五条を諭さなかった、自分の責任でもあるのだろうか。

痛々しい しずくの姿を見て、硝子はそんな事を思った。




何が悲しくて泣いているのか。

そんな事、 しずく自身も分からなかった。




悟が しずくが好きだと言いながら しずくを抱いた。

しずくはそれに応える様に、悟に愛を伝えて抱かれた。






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