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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第11章 この最低男


悟のその言葉に、七海は目を細めた。

「… しずくさんが私と恋愛をして、五条さんと結婚生活を続けるのが、五条さんの望みだと聞いていますが。」

「……ふーん……理解して愛人やるって言うんだ。」




確かにそれでしずくが結婚生活を続けるのが、一番の解決方法だった。

何か腑に落ちない。




「…七海って結婚とかしないの?」

「呪術師やっている間は考えて無いですね…。」




何もかもが、悟の理想通りの答えだ。

その出来すぎた七海の回答に、目隠しの中の目が歪んだ。




「…ああでも…子供が出来たら結婚しますかね…。」



七海のその言葉に、明らかに悟の表情が変わった。

「確か、五条さんとの子供より、私の子供が先に出来たら離婚なさるんでしたっけ?」




そうだよなぁ…コイツはこう言うやつだ。



何の感情も見せないで、淡々に言う七海に、逆に神経を逆撫でされる。




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