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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第10章 これは愛ではありません


胸を抑えて、何か考えている悟に、硝子が気が付いた。

「どうした?」

「… しずくが七海と居ると思うと、胸がぎゅっとなって、吐き気がする。」

「ただの不整脈だ、自分で反転で直せ。」




悟は言われた様に反転術式を使うが、治らない不整脈に首をかしげる。

(お前のそれは不整脈で無くてはならない。)

硝子は冷たい目で悟を見ながら思った。




今さらしずくに関心がある様な。

そんな残酷な素振りなんて絶対しずくに見せるな。

そう呪いを込めて、硝子は悟を見守った。












「そろそろ五条さんが気付いたでしょうね。」

目の前に居るしずくに、コーヒーを飲みながら七海は言った。




『協力してやる。』

硝子がそう言った協力者の七海を見ながら、しずくはため息を吐いた。

七海と恋人関係を偽造する。

硝子の作戦にしずくは不安だった。


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