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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第10章 これは愛ではありません








「何で離婚話が出てるのに、ご機嫌なんだよ…。」

ニコニコと自分の前に居る悟に、硝子は怪訝な顔をする。

「毎日が楽しくて…、昨日も甘い夫婦プレイで悔し泣きする しずくがたまらなかった…。」




楽しそうに話す悟に反吐が出そうだ。

「プレイかよ…。」

毎日屈辱に泣いている しずくを思ったら、勝手に眉間に皺がよる。




「…別に夜だけじゃ無いよ、2人で寝具を買いに行ったんだ、手を繋いで…。」

あの時の心底嫌そうな顔をした しずくが、また悟の加虐心に火を付ける。

この男は何処まで しずくを傷付ければ気が済んで離婚するのだろうか。




同級生の曲がった性癖に嫌気が出る。




「…自分が傷付けられたなら、それ以上相手を傷付けなくちゃ気が済まないって?」

はっと乾いた笑みを漏らして硝子が言った。




その軽蔑を向けた眼差しを受けながら、悟はニッコリ笑った。

「そうだよ。」


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