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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第2章 離婚して下さい


それは初めて会った時から同じだった。




悟は嫁候補が自分に好意を寄せているのを見て、ウンザリした様な顔をしていた。




しずくは初めて悟を見た時に、その顔の端麗さに目を奪われた。

あまりにも悟の目が綺麗で、あの整った顔が表情を作り動くのが不思議で、ずっとその顔を見ていた。




初めから自分が選ばれるはずが無いと思っていたので、悟の周りに女性が居るのを遠くから眺めているだけだった。




一瞬悟と目が合った気がした。

その時はそれだけで恥ずかしくて、顔を赤らめて目を逸らした。




そんな悟が自分と結婚すると言った時。

確かにこの胸は高鳴った。




結婚式で笑っている悟の顔を見上げながら、自分は悟を好きになると。




確かな胸の期待に夢を描いて、この結婚をしたのだ。

















まぁそんな気持ちはすぐに無くなったけど。




しずくは昔を思い出しながら、フッと顔が無表情になる。




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