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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第8章 私の初恋でした


自分から離れたしずくを、悟は冷たい目で見下ろしていた。

その悟の表情に、ゾッと背筋が凍った。




今度は正面から悟の手がしずくの顔に触れた。

スッとしずくの頬を撫でて、首筋から肩に手を下ろす。

「しずく、僕たちは結婚したんだ。」

その意味を分かっているのか、悟はそうしずくに聞いている。




「……なんで私だったんですか?」

少し唇を震わせて、しずくは悟に聞いた。

何で?一目惚れだとでも言われたいのだろうか。




しずくだって、この結婚が愛だなんて思っていないだろう。

事務的なお見合いで、お互い出会っただけじゃないか。

それでもしずくは、自分だった理由を見つけたそうだった。




「しずくが1番『僕に合ってる』と思ったから。」

そう言った悟からは、何の感情も見えなかった。




スッと腰に手が回り、悟はそのまましずくをベットに導いた。



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