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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第8章 私の初恋でした





「僕と結婚しよう、しずく。」




多分、人生で1番言う事が無かった台詞を、悟はしずくに囁いた。

しずくは今、自分が何を言われているか、理解出来ていなそうだ。

小さく口を開けて、悟を瞬きもしないで見上げている。




悟の言葉を理解すると、しずくは急に顔が真っ赤になった。

「っそれはっ…お断りしました!」

バッと悟から顔を逸らして、しずくは慌てて答えた。




「……何で断ったの?」

2度も断られて気分が悪い。

「……私には荷が重い格式のお家ですので…。」

目を伏せながらそう言うしずくに、悟の目が細くなる。




しずくの顎を悟が掴むと、上に向かせた。

「僕の奥さんはしずくしか考えられない…。」

自信満々でそう言う悟に、しずくは目が細くなり顔が赤くなる。




やっぱり、しずくしかいない。

ゆっくりと頷くしずくを見ながら、悟はそう確信した。





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