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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第2章 離婚して下さい


しずくは子供が出来ない様に薬を飲んでいた。




別にそれを咎める事はしなかった。

彼女が隠れながら飲んでいたので、それに触れなかっただけだ。




本家からの小言を1人で受けても何も言わなかったのも、それが原因なのだろう。




つまり、よく考えれば、しずくは前から悟と別れたがっていたんだ。

いつでも別れられる様に、悟の子供を妊娠する気は無かった。




「…そんな状態で産まれた子供は誰の子供になるの?」




流石に産まれた子供が相伝術式で無かった時。

ましてや非術師で産まれてしまっては、責められるのはしずくになるだろう。




悟の言葉にしずくはフッと笑った。




「欲しいの?子供。」




そう言ったしずくに悟は何も言えなかった。

どうでもよかったから、今まで避妊していたしずくを咎める事をしなかったのだから。




悟が黙認していた事を知っていたかの様にしずくは微笑んだ。



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