• テキストサイズ

【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第8章 私の初恋でした


そんな女が、顔を少し赤らめながらこっちを見た。

一目でしずくに決めた。




(西条家…。)

悟は顔合わせが終わると、すぐにしずくの書類を見た。

高専に所属しないで、独自に呪術師の活動をしている家紋だ。

その為古い歴史はあるが、御三家ほど有名では無い。




今更御三家との繋がりを待とうとしている訳は無いだろう。

きっと呼ばれたから、来たのだろう。

すぐに悟は西条家に婚姻の申し入れをすると、意外にも断られた。




やはり、深い意味があって、しずくが来た訳ではなさそうだ。

(…それにしても断るか?普通……。)



あんなに顔を赤らめて、こっちを見ていたくせに…。

悟はしずくを思い出してイラッとしながらも、足はしずくの元へ向かって行った。




岐阜の山側にあるしずくの家に着くと、その大きな門を悟は見上げた。

呪術師の家門は何処も似たり寄ったりだ。

独特の雰囲気があり、近隣の住人からは何の家系か分からず、疎まれているだろう。
/ 313ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp