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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第7章 あなたの婚約者です


「…悟…、思ったより、時間は掛からなさそうよ…。」

しずくはチラッと会場を見て言った。




まるで魔女の様だ。

自分の夫を他の女に売るのに、しずくは何も感じていない様だ。




しずくは目ぼしい女の子には、個別に話をする事にした。

悟を女の子達の餌に撒き、周りに気付かれない様に女の子達を呼びした。




「私と悟が離婚するのは知ってる?」

「……はい…いつするんですか?」

「悟の婚約者が決まったら。」

すぐにでも離婚する。




かと言って、付け焼きはでは悟は納得しないだろう。

悟が本心で望んでいる。

しずくみたいに、悟に不要な感情を持たずに彼を支えられる事の出来る若い子……。

そんな子を見極めなくてはならない。




どの子も過度に悟に興味を持ち過ぎている気がする。

自分はそこまであからさまに悟を色目で見ていなかった。




ああ、悟の表情がどんどん曇っていく……。
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