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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第7章 あなたの婚約者です


「甘味の…お土産…買ってあるから!!」

悟の服を引っ張りながらしずくは言った。




その言葉で悟はやっと売店から体を離す。

初めからしずくが悟を視野に入れていたと、自分から認めた瞬間だった。

「早くそう言えば良かったのに。」

「💢」




悟の勝ち誇った顔に、イラッとした。




「僕と何処行きたかったの?温泉?観光?」

「…着いて来たら分かるわよ。」




しずくの目論見までは気付いていなさそうだ。

しずくは隣でニコニコしている悟を見ながら、目を細めた。



















「……………。」

『五条悟様お見合い会場』




悟は旅館のエントランスに大きく書いてある『歓迎』の看板を見ながら顔を顰めた。

「お見合いは18時からね、それまでは各自自由行動で。」

看板を見ながら黙っている悟にしずくは言った。




ここまで来て、悟は帰らないだろうとしずくは踏んでいた。



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