• テキストサイズ

【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第7章 あなたの婚約者です





「何処か出かけるの?」




しずくの大きめの荷物を見て、悟は聞いた。

しずくの行動を気にすると言うより、家にいる時間がずっと長くなっている。



悟は仕事以外は家に居るようにしているようだ。

と言うか、今までは何処に居たのだろうかと、不思議に思う位だ。




「……旅行に行こうと思って。」

この時期になると、しずくは旅行に絶対行っていた。

今度も気にしないで送り出す……。

そんな事はもう思っていない。




「僕も行く。」

悟の言葉を聞いて、しずくは笑みが出そうになる。

絶対行くと言うと思っていたから。

「あなたが来てもつまらないわよ…。」




ワザと素っ気なく言っても、悟はやはり引かない。

どうせ新幹線のチケットも取っているのだろう。




「……荷物無くていいの?」

「その中に入ってるでしょ?」

「……………。」



/ 313ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp