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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第7章 あなたの婚約者です


「…それは五条をイラつかせるだけだね…。」

本当に万が一の確率で、悟が気に入る女の子が居るのなら、成り立つが。

また新たな犠牲者を出すだけの様でもある。




硝子に言われて、しずくは急に自信が無くなった。

確かに失敗した時の、自分に返ってくる悟の感情の方が負担が大きそうだ。




「しずくは絶対五条と離婚したいんだよね。」




急に真面目な顔で硝子が確認した。

その硝子の顔を見て、しずくは最近の悟との暮らしを思い返す。

離婚したい気持ちは、悟に伝えた時から何も変わっていない。




むしろ、長期戦になる方が怖かった。

しずくの情欲を満たす様になった悟に絆されたく無かったから。





「うん…離婚したい。」




あれは離婚したく無い悟の一時的な作戦だ。

もう悟に振り回されるのはごめんだった。




しずくが硝子の顔を見て、真っ直ぐ言ったから、硝子はその顔を見てニコッと笑った。



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