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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第6章 あなたは私の何を知っているの?


しずくはそんな悟の笑い声に不満そうに顔を歪めた。




「何よおかしい?悟はとっくに枯れてるみたいね…次の奥さんも可哀想…。
若い子が来る予定なのに…。」

「…僕だって君で性欲を処理していなかっただけで、自分でやってたさ。
申し訳ないけど、オカズはしずくじゃないけど。」




全然申し訳無さそうに言って無い。

それぞれあの夫婦生活に満足していなかった癖に、縋るのはお互いでは無かった。




しずくは下着も脱ぐと、しばらく体を動かさなかった。

やはり少し躊躇しているのが、震えている手から分かった。




こんな時でもごめんなさいと言わない。

悟は初めて他の男に抱かれに行った日を思い出す。

あの日もこうして最初は震えていたが、結局その情欲を満たした。




しずくだって、悟に負けず劣らずの頑固者だ。




「……手伝ってあげようか?」

「…結構よ。」

こうして少し煽れば、やっぱりしずくの手は動く。



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