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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第6章 あなたは私の何を知っているの?


肩を震わせて泣いているしずくを、しばらく悟は見ていた。

けれども、その姿を見ても、悟がしずくに同情する事は無かった。




「…自分からふっかけた喧嘩の癖に、自分が傷付くと泣き落としするんだな。」




悟の言葉を聞いて、しずくは瞑っていた目を開けて、グッとシーツを握った。




「お互い殴り合うつもりで離婚話に乗ったんだよ、勝手に降りようとするなよ。」




そう言って今度こそ悟はしずくの体を反転させた。

涙目のしずくがキッと悟を睨み上げた。




「自分は無傷で僕と離婚出来るとでも思ってたのか?」




それなら随分と五条悟も舐められたモノだ。

もう一度一から教えないといけないのだろうか。

自分の夫が誰なのかを。




「ほら、どうする?自分でする?僕にしてもらう?
僕はどっちでもいいよ。」




そう言ってローターを見せつけながらしずくに悟は言った。


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