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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第6章 あなたは私の何を知っているの?


知り合った男は、挨拶の印象も良くて、同じ映画を見て自分の感想を素直に教えてくれた。

よく分からないが、エスコートもスマートだったと思う。




なのに今…。

こうして来る連絡に躊躇しているのは、自分が既婚者だからだ。




相手の男は未婚の独身だった。

そしてしずくを気に入ってくれたと思う。

このまま付き合って、あわよくば結婚できて。

そんな未来を想像しているのだと分かった。




離婚を考えていると相手に言ってあるとしても、既婚と未婚の差は拭えなかった。




そんな事にはならないだろうが、悟がもし相手を攻撃したかったら加害者になるのは、あの優しそうな男だ。

何よりあの男はきっと、離婚するまでしずくを抱かないだろう。



それは道徳に沿って褒められるべき事なはずなのに。

しずくはすでにそれだけでは物足りなかった。




悟に与えられた情欲は、悟に抱かれてさらに早速した。

もうあの衝動を味わえない恋愛は出来そうに無い。






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