第4章 #02―シラユリ―
それでも厳しく、荒地の開拓に残った僕らは行かされた。
おじいちゃんはウォールマリア奪還作戦に出たきり戻らなかった。
アルミン「うぅ……」
「アルミン……。大丈夫だよ、私達がそばにいるから。」
エレン「……。俺、訓令兵に志願する。調査兵団に入って、巨人に対抗する力をつける。」
12歳になったら訓練兵に志願出来るのだ。
アルミン「え?」
ミカサ「私も行こう。」
エレン「ミカサ!お前はいいんだぞ、生き残ることが大事だって言ってたじゃないか!」
ミカサ「だから、エレンを死なせないために行く。何より、もう家族を失いたくない。」
「私も行くよ、お兄ちゃんの仇は絶対私がうつ。」
アルミン「ぼ、僕も行くよ!」
エレン「お前ら……。うん、4人で!」
幼なじみ4人で星を見ながら決意した。