第2章 #01―マリーゴールド―
カリンside―
エレン達が薪をしまいに行ってる間にアルミンと合流していた。
カリン「アルミンー!」
ガバッと抱きつく。
アルミン「っ!カリン!」
心做しかアルミンの顔が赤い。
カリン「熱でもあるの……?」
アルミン「い、いや……、熱は無いんだけどね?」
カリン「ねぇねぇ!今日はどんなお話ししてくれるの?!」
アルミン「そうだね……。海の話でもする?」
クソガキ1「おい、異端者、また外の話かぁ?」
クソガキ2「カリン、お前可愛いんだからオレらと遊ぼうぜ、そんな異端者じゃなくてさ、」
クソガキ3「そーだぞ!変なこと吹き込まれる前に寝返っときな!」
カリン「絶対ヤダッ!」
クソガキ1「あぁん?!生意気なんだよ!」
髪の毛を思いっきり引っ張られて顔が引き攣る。
アルミン「ッ!カリン!!」
クソガキ1「こいつ抑えとけ!」
クソガキ2に羽交い締めに押さえつけられる。
「イヤだ!離してよ!痛い!!」
この間にアルミンは殴られている。許せない。助けないとなのに離してくれない。
アルミン「クッ、カリンは関係ないだろ!」
クソガキ1「あぁ?悔しかったら殴り返してでも取り返してみせろよ!異端者!」
アルミン「そ、そんな事するもんか!それじゃぁお前らと同レベルだ!」
クソガキ1「なんだとぉ?」
アルミン「僕が言ったことを正しいと認めているから……言い返せなくて、殴る事や、カリンを盾にすることしか出来ないんだろう?!
そ、それは僕に降参したって事じゃないのか?!」
「ア、アルミン……」
クソガキ1「う、うるせぇぞ屁理屈野郎!!!」
エレン「やめろ!!!何やってんだお前ら!!!」
クソガキーズ「「「エレンだ!あの野郎今日こそぶちのめすぞ!……ん?……あ!!?ダメだ!ミカサがいるぞ!逃げろ!!!」」」
うわああああ!と走って言ってしまった。
ヘナヘナと地面に座り込む。
エレン「おぉ!あいつら俺を見て逃げやがった!」
アルミン「い、いや、ミカサを見て逃げたんだよ。」
エレン「おい、アルミン大丈夫か?!」
アルミン「……!……1人で……立てるよ」
エレン「そうか、」
ミカサ/アルミン「カリン、大丈夫か?/大丈夫?」
「うん。2人ともありがとう!」
アルミン「ごめん。守れなくて、」
「気にしないで!それよりお話聞かせてよ」