第2章 授業中なのに<青峰>
「な、なんですか?いきなり」
「いいから来い」
グイッと腕を掴まれ 連れてきた場所は屋上だった
「もう!何なんですか!?」
「あ、わりぃ 痛くなかったか?」
「いいですよ…、って突然どーしたんですか?」
「お前、俺と付き合えよ」
「………はい?」
思考回路が停止した
意味がわからない
なぜ、青峰君が私を…?
「っだから、俺と付き合えって言ってんだよ」
『何でこの人こんな上から…?典型的な俺様系か…?』
「あの…何で…?」
「んなの…好きだからに決まってんだろ」
段々と声が小さくなっていった
そして耳まで赤く染めている