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黒バス
第2章 授業中なのに<青峰>
「あっ…やめっ…!」
今は授業中
ちょうど5校時目だろう
『なのに…何で…っ』
「っ…、ぁんっ」
「声、抑えろよ。いつ誰が来るかわかんねぇぞ」
ニヤリと青峰が笑った
―――遡ること20分前
私はいつも通り友達と昼休みを過ごしていた
お弁当を一緒に食べ 仲良く喋っていた
ここまではいつもと同じ
だが、
「おい、菜々。ちょっと来いよ」
と、学校でめったに会わないあのサボり魔 青峰大輝に声をかけられた
もちろん 彼とは全く話した事が無くクラスが一緒なだけだった
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