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12歳年下の彼に溺愛される話

第26章 城崎温泉そぞろ歩き



自分の中でビクンビクンっと
彼のペニスが跳ねる様にして
脈打ちつつ…薄い薄い…
隔たりの向こう側に…精液を
吐き出しているのを…感じる…。

グイグイと…彼がまだ
萎え切っていないペニスを
更に抽送させて来て。

「んあああぁぅ…ッ」

自分の身体を痺れる程に甘い
快感が押し寄せて、
甘い声を上げながら更に
彼から射精を強請る様にして
彼を締め付けて締め上げてしまう。

ビクン…っと…自分の中で
彼が脈打つ感覚を感じるッ…から。

「はぁ…、はぁ…、まだ…出てる…っ…」

ズンッと…またピストンさせて来て。

「んはあああぁんッ…!」

大きく背中を反らせながら
大きな声を出してしまって。

そのまま、
抜けない様に腰を揺すって来て。

「あっ、あっ…ダメッ…んんっ
今…動かしたらぁ…脱げちゃ…う…ぅ…ッ」

『そ…それは…、
僕も…分かってる…んです
分かってる…んですけど…、
巴さんの中が
…締め付けて来るから
腰…止められてんない…んです…よッ』

でも…彼のも…いつもよりは
大人しい感じの半勃ちに
なってしまってるから…。
この状態でピストンされたら…
コンドームがずれたりして…中身が
零れてしまいかねないし、
こっちの締め付けと…彼のピストンによっては
彼からコンドームをこっちの中が
脱がしてしまいかねない…から…。

「み…港…斗…くん…ぬ…抜いてぇ…ッ」

『もうちょっと…だけ…、
巴さんと…一緒に
…繋がったまま…で…居たい…んで』

ギュウウっと身体に腕を回されて
抱き締められてこっちの
肩の辺りに顔を埋めて来て。
そんな風にされちゃたら…
こっちの中が…締まっちゃうから。

ダメだって…分かってても
繋げた身体を離すのが惜しくて。
ダメだって…お互いに、
分かってるのに…終われないまま。

こっちが締め付けてしまっては
彼がピストンをして来て
また更に締め付けて…を…
何度も…繰り返してしまっていた…。

そうしてる内に…少しずつ…
身体の余韻も…落ち着いて来て…。

「港斗…君?…そろそろ…」

抜いた方が…良いんじゃないかって
声を掛けてみたんだけど…。
こっちをギュッと抱きしめたままで
寝落ちしてしまって居た様で。



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