• テキストサイズ

12歳年下の彼に溺愛される話

第14章 決戦は土曜日に…




会場の片付けが終わった頃には
16時になっていて。
流石にこのままの恰好では
落ち着いてデートも出来そうにないし。
一旦着替えにアパートに帰った。

朝に…ここを出る時には…、
不安な気持ち…で一杯だったけど。
あの人が来ると聞いてたから。
どうなるかと思ったけど…。
この程度で済んで良かった。

『巴さん…とりあえず
シャワー浴びてから出ますか?』

「え?出るって…」

『折角ですし、メリケンパークで
開催してるメヤメヤと、
umie クリスマスマーケットに
でも…デートしに行きませんか?』

「でも…今日は…
港斗君今日は港斗君は
朝から、会場の準備とかしてて、
疲れてるだろうし、
今日はうちでゆっくりしない?」

誘って貰って置いて、あれだけど。
流石に、私も知らない人の
集団の中で気疲れした所もあるし。
今日は…他の人の目があったし
彼と…ふたりで…過ごしたいな…と
そんな風に…思う所もあって。

『そ、そうですね…。
今日は…巴さんも…。
色々ありましたし…、
大変でしたもんね…。
エビちゃんと巴さんが
あんなに仲良しになちゃうのは
僕も全然予想外でしたけどね?
でも…、巴さんの
ウェディングドレス姿が…
見られるなんて…思ってませんでしたし』

「とりあえず、港斗君も
今日は…お疲れ様…。
こんな時間だけどお風呂浸かって
その、…ゆっくりしたいな…って」

『え?…あ、ああ!!
そ、…そうですね…。
一緒に、アマプラで
映画でも観ましょうか…』

一瞬…違う方向に
ゆっくりする感じに伝わってた
そんな感じのリアクションを
彼がしていたけど。
私が、今は生理中なのを
思い出してそのゆっくりの意味を
彼も…理解した感じだった。

ドレスはとりあえず脱いで
楽な恰好に着替えると。
お風呂にお湯張りをして
2人でリビングでお湯張りが
できるのを待って居ると。

『巴さん…、あの
着信…さっきから…鳴ってますよ』

「電話?誰からだろう…」

着信音とバイブで着信を
報せているスマートフォンの
ディスプレイには、
番号は表示されているが。
誰からの着信なのかの
名前が表示されていないので。

電話帳に…登録されてない
番号からの着信…の様だった。



/ 1757ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp