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12歳年下の彼に溺愛される話

第14章 決戦は土曜日に…



同期の同僚である、西崎真希
本人からも今日のこの1・5次会に
森園さんを招待してしまった事を
何故か僕に謝られてしまって。

奥さんになる西崎には…内緒にして、
旦那さんの方の元田一とは…
この事は…実は密に…相談していて。

検査技師をしている前嶋さんは…
婚約者も居たのに…、
自分は潔白なのに…森園さんと
2人で居る所を撮られてて。

婚約破棄された…って話だから…。
前嶋さんは…かなり…、僕以上に…
この…森園さんに関しては…
恨みを持っている…人の一人で…。

僕が…森園さんが来ると聞いて、
婚約者である巴さんに
誤解される様な
そんな事に…なったら困ると。
ついつい…本音を漏らしてしまったら。

一番…前嶋さんが…僕の気持ちを
自分が経験者だから
分かってくれたみたいで。

前嶋さんが……男性看護師や、
一部の医者や…理学療法士と…
協力して…何とかしてくれるって…。
だから…お前は…安心しとけと…
頼もしい言葉をくれたんだけど…。

『何か…前嶋やら、小林達が
楽しい余興を用意してるって言ってたぞ?』

『あ、そうだったんですね…。
余興は…即興でも…沢山あれば
会場も盛り上がりますし…良いですね』

余興の時間はプログラム的には
あるにはあるんだけど。
前嶋さん達も、余興するんだな…。

受け付けは…新郎と新婦の
友人がそれぞれ引き受けてくれてるので。

僕は…会場入りしたゲストを、
他の事務所のメンバーと
このレイン邸にはチャペルがあるから
人前式の会場にある座席に
院長や事務長…それから
関りが2人と近い順に案内する係だ。

巴さんからすれば、
知らない人しか居ない
結婚式な訳だから、
ブライダルフェアにでも来た気分で
参加して貰えれば
良いですよとは言ったけど…。

『例のお前の彼女の
巴さんとやらも、
俺は出会えるの楽しみにしてるんだからな、
来たら、俺んとこにも挨拶しに来いよ?
俺はあっちの…
元田の様子を見て来るからな』

ウェディングのプランじゃないから、
ドレスとかも西崎のいとこに
そう言うのをしてる人が居て。
その人に安くで作って貰ったって言ってたし。

今日のブーケも…、看護師さん達が
お金を出し合って用意したって言ってた。



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