第9章 やっぱり…いつも通りの土曜日
『巴さん…、ハァ…ッ、
最後は…どうします…か?
このまま…巴さんの中に…
全部…出しちゃって良いですか?』
そう…こっちに
港斗が…ピストンしながら。
最後はどうするのかと、
港斗が巴に確認を取って来て。
「あっ、あっ、ンんッ、ああっ、
ダメッ、中…は…、ダメッ…ッ。
あぁあ、外ッ…に…出してッ…
あぁ、んんっ、ん゛ぅ、あぁあんッ」
パンッパンッと彼が
抽送を加速して来て。
リビングには巴の喘ぎ声と、
お互いの肌と肌がぶつかり合う音と。
ギシッギシッと脚付きのマットレスが
軋む音が混ざり合いながら響いて居て。
「あっ、あぁ、んんっ、イク…っ
港斗…くん…、も…ダメッ…っ
あああぁ、あ、あ゛
ああ゛ああぁ――んッ!!」
『……巴さんッ…、
くっ…ぁ…ッ
ハァ…ッ、…っ…う゛…ッ』
巴が感じている絶頂の
締め付けに…自分が達する前に
ズルッと…巴の中から自身の
ペニスを引き抜くと…。
ビュルッ…ビュッ…っと、
自分の絶頂の証…を…
巴のお腹の上に…吐き出した。
彼の…熱い…精液…が、お腹から…
こっちのおっぱいの所まで、
勢い良く…飛んで来て。
「んんんっ、んはぁ…、
はぁ、はぁ、凄い…ッ…、
港斗君…の…、
ここまで…飛んで来てる…」
巴が…
自分のおっぱいの所まで
飛んで来て居る港斗の精液を
ヌルヌルと自分の指先で弄って居て。
港斗が…置いてあった
ティッシュペーパーを
数枚引き出すと、自分が出した
精液を…綺麗に拭きとってしまった。
『巴さん…何してるんですか…ッ』
「いや、その…ッ凄い…なって…思って」
彼の言葉に現実に引き戻される。
自分でも…何で、
あんな事しちゃってたのか
全然…無意識過ぎて…
謎…だったんだけど。
ゴロン…と…マットレスの上の
空いているスペースに
港斗が身体を倒して。
こっちに腕を伸ばして来てくれるから。
伸ばして貰た腕の上に
巴が頭を乗せる。
『でも…良かった…ですか?
巴さん…。外に出してたけど…、
出来ちゃってて結婚したやつとか
普通に…同級生に居ましたよ?』