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12歳年下の彼に溺愛される話

第8章 静かな…土曜日




明日の12月2日の土曜日は。

彼と…付き合う様になった…、

あの今年の8月の26日以来…。

彼と…丸々一日を…一緒に過ごさない。

そんな土曜日になってしまって。

明日の朝はゆっくり、家の事でもして

彼が来るのを待つか…と。

YouTubeで家で出来る、

簡単10分トレーニングと言う

港斗君のオススメのトレーニング動画で。

軽く身体を金曜の夜は動かして、

その日の夜は自分だけだし、

お湯張りしないで、シャワーで済ませて。

巴は…早めの時間に、

寝室のシングルベッドで就寝する事にした。

「そ…添い寝…係…連れて来ようかな…」

この”添い寝係”と言うのは、
彼が家に来ていない日に、
私の添い寝をする係の事で。

リビングに彼が買って、
彼が来る日は一緒に寝ている。

ダブルサイズの
脚付きのマットレスの上に
ゴロゴロと置かれている、もちもち
感触のビーズクッションの5匹の
色柄の違う、猫ちゃん達の事で。

その中の1匹を…添い寝係に任命している。

「どれに…、しよう、かな、天の…」

その夜の添い寝係は茶虎になったので、
巴は茶虎の
猫のビーズクッションを抱っこして、
自分の寝室に連れて行くと。

港斗におやすみなさいのLINEをして。

その夜は…早めに就寝した。


ーーー
ーー



12月2日の…土曜日。

いつもなら、9時には彼が家に来るけど。

今日は…彼は9時には来ないので。

ゆっくりとその日は

アラームもセットしないで、

起きたら8時過ぎで。

ゆっくりとひとりだし

ちょっとした物で朝食を済ませて。

トイレとお風呂のお掃除をして。

大掃除の時期でもあるし、

丁寧めな…コンロ回りやシンク回りと

換気扇の掃除をした。

そんな事をしている間に、

彼が家に着く様に指定していた荷物が届いて。

その荷物を受け取った。


「コレ…何なんだろう?」


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