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12歳年下の彼に溺愛される話

第8章 静かな…土曜日





今年は…あの…新しい彼女と…、

一緒にクリスマスを過ごすんだろうけど…。

巴が自分の指でカレンダーの

23日から25日までを、

スルスルとなぞって行って、

その指を止めた。

はぁ…と…ため息をついて。

もう…12月なのだから、

彼と…雄介さんと別れてから

かれこれもう、11ヶ月になるし。

それに、今の彼である、

港斗君と付き合い出してから。

クリスマスの頃には、付き合ってから

4ヶ月が経過する事になる。

巴がリビングを見渡して。

「丁度いい感じのクリスマスツリーでも
買いに行こうかな…?明日は土曜日だし
港斗君に言って、一緒に
クリスマスツリー買いに行こうって
LINE…して置こう…と」

リビングには十分にスペースがあるから、
大きめのツリーを買っても、良さそうだ。

テーブルの上に置いていた
スマートフォンを手に取って。
恋人である、港斗に、
明日のデートの行先を
ショッピングにして欲しいと…
巴がLINEをしようとしたら。

丁度…トークルームに、
彼氏である港斗からLINEが届いて。

明日の午前中に、
私のアパートに届け先を指定した
荷物が届くから荷物を
受け取って欲しいと言われて。

だったら明日の午後にでも…、
一緒にショッピングに…と
こっちから彼に
LINEをしようとしたら。

明日は日中は用事があるから、
こっちには夕方に行きますと
彼からLINEがあって。

”じゃあ、明日待ってるね”…とだけ返した。


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