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12歳年下の彼に溺愛される話

第8章 静かな…土曜日




『私』が…、

先月インフルエンザになってから…。

『彼』である、港斗君は、

私のアパートで過ごす時間が増えて居て。

半同棲…と言うより…は、同棲してるに

近い感じに一週間の大半を私の部屋で

過ごす様になって居て、

入り浸る様になっていた。

知らない間に…12月になって居て。

もう…1年が終わるんだと…思うと。

1月に、8年付き合っていた、

3歳年上の雄介さんと突然に破局してから。

色んな事が…あった、1年だなぁと…。

巴は今日が12月の1日で、

捲って居なかった11月のカレンダーを

捲って、12月のページを眺めながら

そんな風に今年を振り返っていた。

「そう言えば…今年のクリスマスは…、
イブイブとイブが週末になってる…」

先月の終わり位から、彼が
クリスマス楽しみですねって。
凄い嬉しそうに話してたから。

私も…クリスマスは楽しみにしている。

雄介さんと…過ごした

去年のクリスマスは…。

丁度…去年…2022年は

24日25日が

土日になってたから。

ちょっと…イルミネーションを観に行って。

後は…家で…ゴロゴロしてて。

私がケーキとか…用意して食べただけの。

そんなクリスマス…だったんだけど。

こっちがプレゼントしたマフラーも、

彼が着けてるの…見ず終いだったな。

私がクリスマスらしい事したいって

言わなかったら、イルミネーションも

どうせクリスマスなんて人が多いだけだし、

イルミネーションなんて、

来年までしてるんだし

今日みたいな日に、

好き好んで行かなくてもいいだろうって

かなり不機嫌そうに言いながら、

渋々連れて来ましたみたいな…

空気を漂わせてた感じだったしな…。


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