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12歳年下の彼に溺愛される話

第102章 ぷち新婚旅行 2日目 神戸ベイサイド




「やって…しまった……
気持ち良く…なりすぎちゃって…
恥ずかしい事ばっかり…
言っちゃってた…気がする……」


と…隣ですやすやと眠っている
彼の隣で…私は…
はぁ~~っと…地獄より
深い地の底から出した様な…
そんな…ため息を吐き出した…。

声を出し過ぎたからか…
喉が渇いてしまって、
隣で眠っている彼を…
起こさない様にしてそっと
巴がベッドを抜け出すと…。

リビングの方にある
戸棚の中に隠す様に置かれている
冷蔵庫を開いて、ミニバーに
なっている…有料の…
緑茶を取って…蓋を開けると
ゴクゴクと…喉を鳴らして
乾いていた喉と身体を潤した。

後で港斗君が起きたら、
有料のやつ…飲んだよって
言って…お金…渡そうかなとか…
そんな事を考えつつ…
備え付けのティーパックがあるし
お湯を沸かして…熱いお茶も…
飲もうかなと…思って…。

お茶やらコーヒーやらが
置いてある所を見ると
お茶とか、コーヒーとか…
置かれていて、紅茶も…数種類あって。

「オレンジティーある…飲もうかな…?」

お湯を…沸かしていると、
彼も…目を醒ましたみたいで
こっちに…ベッドルームから来て。

『巴…?ここに居たんですか?』

「あ、港斗君…冷蔵庫の
お茶飲ませて貰ったよ?これ…」

『あ、それ…貰って良いですか?』

と…巴の手にあった
飲みかけのペットボトルのお茶を
彼が全部残りを飲んでしまって。

サービスのお水は…
常温で置いてあったから
下のフリースペースに
サービスのお水は冷やして置く事にして。

乾いていた喉は…、
淹れた紅茶で潤す事にして。
彼は…まだ…飲み足りないから
お茶がいいと言うので、緑茶を淹れて。

バスローブを羽織って
初めて…この部屋の…
リビングのソファに腰を掛けた。

『もう…明るさは落としてありますけど
贅沢な…眺め…ですね…?巴』

もうライトアップの時間は過ぎて
真夜中の時間になっていたから
窓の外の夜景も…大人しめになっていて。

その…知っている夜景よりも
まばらな夜景をしばらく
ふたりで眺めていた。

彼が…こっちの手の上に
自分の手を重ねて来て。



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