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12歳年下の彼に溺愛される話

第102章 ぷち新婚旅行 2日目 神戸ベイサイド




こっちの顔を…ジッと見つめて来る。

私が…それに気が付いたみたいに
きっと彼も…それに気が付いていて。


『今日…に…いつの間にか
なっちゃってました…ね…?』

「うん…そうみたい…」


昨日が…今日になってから、
もう大分…時間が過ぎていて…。

まだ…記入した婚姻届けは
私達の手元にあるから、
厳密にはまだ…私と彼は
夫婦ではなくて…恋人同士なんだけど。

丁度…1年前の…今日…
私と彼は…付き合う事になって…。

あの日の事が…まるで…昨日か
一昨日か…みたいにも…感じて…。

1年…経ったと言う…感じは
全然…不思議と感じなくて…。

「これからも…末永く…
一緒に…港斗君と…過ごしたい…なって」

ぎゅっと彼がこっちの手の上に
重ねていた手で、私の手を
握って来て…その顔を見ると
にこっと笑顔に変わる。

『勿論ですよ、巴さん…。
これからは…恋人同士としては、
2年目になりますけど、
それだけじゃなくて夫婦として…
…一緒に…色んな所に行ったりとか、
美味しい物食べたりとか、
楽しい事…見たり…したりして。
ああ、勿論…えっちも…いっぱいして
幸せに…なりましょうね?巴』

「えっ?…」

『おかしいですか?
入籍して、夫婦になったって、
僕と巴さんは…ずっと
恋人同士のままですよ?ね?』

そう言って彼が笑っていて
なんとも…彼らしい、
港斗君らしい…じゃなかった
私の旦那さんらしい…発想だなって
そんな風に…思ってしまって…。

『さ、巴…
今日は…僕と巴の記念日ですし、
もう1回えっちして
それから寝ましょうよ…、記念すべき
第1回目ですよ?巴さん』

「まだ入籍してないよ?港斗君
それに…今までの累計回数って…」

『流石に…僕も…それは
数えたりとか…は…してませんよ?
あ、温泉…入ります?折角24時間
入れる温泉がある部屋なんで…』

入らないのも…勿体ないってなって
軽くシャワーを浴びて
彼と部屋の半露天の温泉に浸かって。

ベッドに戻ってもう1回えっちして。

こんな風にして…私と彼の

恋人夫婦…が…スタートした。





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