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12歳年下の彼に溺愛される話

第102章 ぷち新婚旅行 2日目 神戸ベイサイド



その女性客の視線を…
自分が集めているのは…
当の本人には自覚が無いのか…。

水着姿なんだから、
鍛えられたシックスパックも
大胸筋も惜しげなく晒されてる
訳であって…、マッスルボディの
イケメンが現れたら……見るか。

淡路のあの海水浴場は
地元のファミリー層が中心だったし
ホテルのプールもそんなに
人が居なかったから…、彼が
注目の的になる事もなかったけど…。

みなと温泉蓮のナイトプールは
毎年お洒落な神戸女子に
人気のスポットなんだから…。

『巴さん?どうかしたんですか?
とりあえず…BBQしましょうよ』

プールサイドからはちょっと離れた
ウッドデッキにBBQのスペースがあって。

自分が羽織る為に
持って来たバスタオルは
彼に羽織らせて置いて。
自分は持って来てた
ラッシュガードを羽織る事にして。

彼がBBQのプランに
飲み放題を付けてくれてたんで。
お洒落な…ウッドデッキで
お酒とBBQを楽しんで。
シャンパンとかカクテルも…頂いて。

お腹が一杯になった後は、
ここの席は貸し切りに出来るらしいので
その後はプールのジャグジーをしたり
プールサイドのバーで
トロピカルなカクテルを飲んだりして。
大人のリゾート感のある
ナイトプールを堪能して…。

『見てみて、咲、あそこのあの
長身の彼、イケメンじゃない?』

『って一緒の…人、彼女?』

どうせ…年齢は…今はまだ11だけど
12歳…違う訳だし…、彼は
184cmの長身のイケメンだけど、
私は…取り立てて凄い美人って
事も無ければスタイル抜群でもないから。

『巴さん…乾杯しましょうか?』

「え?乾杯?」

今飲んでるカクテルは
半分ほど飲んでるし、
乾杯なら部屋であの
サーバーのビールを飲んだ時も
さっきBBQをした時にも
したにはしたんだけど…と…
そんな風に…思ったんだけど…。

『だって今日は…、
恋人同士の最後の日ですよ?
明日には…夫婦になるんですし…』

と…多分私に言ってるけど
多分そっちの彼女達に…言ってる?
言ってない?言ってるよね?これ…。
って…そんな感じになってたら…。

『では、こちらのシャンパンを
私からお二人にサービスさせて下さい』



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