第70章 2024年5月4日
その後…ベッドの上でも…
もう1回えっちをして…。
彼の腕枕で…まったりしていると。
彼のスマートフォンから
LINE通話のメロディが流れて来て。
『あ、來翔からですね…、
明日の事…で…何か
相談したい事でもあったのかな?』
明日は…水嶋來翔、有翔の
双子のお家が所有している
淡路島にある別荘に、
甥っ子の友坂大和(4)を連れて
泊りに行かせて貰う事になって居る。
2人が…このテラスハウスまで
私達を迎えに来てくれる予定に
なっているとは聞いてるから。
3日の日と同じ時間に、
お母さんが大和をここまで
連れて来てくれる事になっている。
垂水からは淡路島へのアクセスは良くて、
北淡の方の…今…色々と新しい物が
出来ているエリアへは車で30分程だ。
ニジゲンノモリやら、
淡路シェフガーデン
映えるフォトスポットが沢山ある
幸せのパンケーキ淡路リゾート。
淡路島と明石を結んでいた
タコフェリーの跡地に出来た
淡路島タコステ等がある。
新しいスポットがオープンしたとか
そんなニュースも良く聞くし、
再開発が活発にされているエリアだ。
今回は水嶋家の別荘に
お邪魔をさせて貰う…んだけど。
今、淡路島は…貸別荘ブームでもある。
コロナの影響もあり、
自分達だけのプライベートな空間で
リゾート気分を味わいたいと言う層が多く
この数年貸別荘の建設ラッシュの様で。
港斗君が言うには…
水嶋運送…を始めたのは
あの双子の曽祖父なのだそうで。
その…曾祖父は…5人兄弟で
それぞれに別の企業を…
展開してるのだそうだ。
その…5人兄弟でお金を出し合って
淡路島に…自分の会社の職員の
保養施設として、自分達
親族が盆や正月に集まる為の場所として
作った…大きな別荘があったんだけど。
その大きな別荘のある土地に
ヴィラタイプのホテルを建設する話が出て。
立て直しのつもりだったので、
その土地を…その会社に売って。
今の場所に新しく移転した…物なのだそうだ。
要するに…5つの会社で
共有で所有してる保養所…になる訳で。
職員も…家族を連れて、
使用予定が無ければ宿泊が
淡路島のホテルに宿泊するよりも
割安で利用できるらしいので…。