第70章 2024年5月4日
「マンボウは…足が速い魚だから
売ってたらラッキーだけどね…」
『マンボウは…普段はこんな感じだけど
エサを捕まえる時は速く泳げる…』
そう…ボソッと小林君が
マンボウの豆知識を披露してくれて。
この…ぼんやりとした姿からは
俊敏に泳ぐとは思えないんだけど。
その後は5階へと降りて
太平洋の大水槽を見ながら進んで行くと。
キラキラとライトを反射して
銀色に輝くカタクチイワシの群れを
見る事が出来る。
その先のクック海峡のエリアでは
ハリセンボンの様に身体にトゲトゲがある
スミツキイシガキフグが展示されていて。
小林君がマンボウも
フグの仲間だと教えてくれた。
今回のこの旅行で、
小林君の事も…新発見したな…。
これ…もしかしたら葵ちゃんが
三重県で水族館巡りしましょうって
誘ったら2人だけで三重旅行でも
水族館好きそうだから来てくれないかな?
4階ではタカアシガニを見る事が出来て。
タカアシガニの水槽を見ながら
お茶をして休憩できるカフェがあって。
丁度…ウロウロとして
足もだるくなって来ていたので。
そのカフェで休憩をする事にした。
鮮やかなブルーと白の
コントラストが綺麗な
ジンベエソフトや、
チンアナゴドック
ペンギンのパンケーキなどがあって。
大和はジンベエソフトがいいと言うので
私はジンベエフロートをお願いして。
大和と一緒に席を確保する。
水槽の前は埋まってたので、
外の海が見える場所を確保して。
小林君と葵ちゃんも
ジンベエソフトにしたようで。
綺麗なソフトクリームを持っている
2人の画像を撮影して送ってあげた。
港斗君は…チンアナゴドックを
注文して食べていて。
カフェで一休みした後は…
沢山のクラゲが居るクラゲ銀河と
コロコロとしたフォルムがカワイイ
ワモンアザラシが居る北極圏のエリアを見て。
お土産売り場のある…場所に戻って来る。
戻って来た3階のショップよりも
更に下の2階の方が充実してるので
2階に降りてお土産を選ぶ事にした。
帰りの車で遊べるように
大和には魚にシールブックを買って。
入口にあるジンベエザメの
ぬいぐるみが当たるくじを彼が
大和に引かせてくれていた。