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12歳年下の彼に溺愛される話

第70章 2024年5月4日



『折角ですし、朝食…
下のデッキで食べましょうよ』

昨日バーベキューをした
船尾のデッキスペースの
テーブルと椅子で朝ご飯を食べようと
彼がそう言ってきて。
5人で波の音を聞きながら朝ご飯にした。

朝ご飯を済ませて、昨日
洗って干して置いた大和の水筒に
自動販売機で購入した麦茶を移して。
それからチェックアウトして。
車に荷物を積んで…乗り込んで
大阪北港マリーナを出発する。

「港斗君…今日はどうするの?」

このまままっ直ぐ帰るのは
なんだか味気ない気がするなと
運転席の彼に巴が声を掛けた。

『ああ、今、
海遊館に向かってますけど?
ちゃんと人数分のwebチケットも
購入してありますんで。今は
混雑の緩和の為に、海遊館は
時間指定入場制になってるんで
9時に入場できるのを予約してますから』

GWの期間は…海遊館は朝の8時から
もう営業を開始してるのだそうで。
8時は慌ただしいだろうと彼が
9時で大人4人、幼児1人のチケットを
予めネットで買ってくれているのだそうだ。

それも…驚いたのが…このGWの
3日、4日、5日の赤日は
一番…値段が高く設定されてるのだそうで。
てか…普段の月は土日でも…
同じ値段らしいけど、GWとか
夏休みとか夏休みの週末は…
料金が高く設定されているんだとか…。

海遊館のチケットの値段が…
変わるとか…知らなかった…と
巴は内心思いながらも…。

チケット代を返そうとした2人に
港斗がそれを拒否したので、
お昼ご飯の代金は2人が
出してくれると申し出てくれて。

大阪北港マリーナからは
海遊館は…車で20分の距離で。
天保山のマーケットプレイスの
駐車場に車を停めて。
マーケットプレイスは…まだ
営業時間外なので、シャッターが
閉じているお店の中を通り抜けて。

お目当てである海遊館へと向かった。

海遊館の周囲には…お魚のオブジェが
あちこちにあるので、9時になるまでの
時間は…そのオブジェと一緒に
2人を撮ってあげたりとか
こっちも撮って貰ったりとか。

海遊館をバックにして大和を撮って
妹に今から海遊館行って来ると
LINEに画像付きで送って置いた。




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