第68章 2024年4月30日~5月2日
自分が感じてるストレスを
セックスでしか解決できない。
それが一番効率がいい方法で、
それをしないと…他の事も出来なくなる。
治療するのに精神科に
入院した事もあったとか…。
そこで…主治医を誘惑してしてたとか…。
面会室に…男呼んでしてたとか…。
入院してる患者同士でしたとか…。
『そう言う人って…してないと
落ち着かないみたいだよ?
それこそ…誰でもいいって
なりそうになるとか…何とかって』
太平楼の…中華美味しいのに…
話の内容がぶっ飛び過ぎてて…。
食べてるご飯の味が良く分からないけど。
そんな事をしてる間に
お昼休みの時間も終わってしまいそうで。
『もっと…聞きたいんだったら
また…LINEして来て?時間作るから』
そう言って…ここのお支払いを
有翔さんにぼんやりしてお話の内容に
圧倒されていた間に済まされてしまって。
慌てて有翔さんを追いかけて、
お金を払おうとしたら次の時に
奢ってくれたらいいからと言われて
そのまま…お店の前で有翔さんと別れた。
午後の仕事も…あんまり身が入らなくて
ぼんやりとしてたら、全然終わってなくて
慌ててそこから巻き返して、
定時はちょっと過ぎてしまったけど
その日のお仕事を終わらせて…
巴は退社した。
お買い物を済ませて、港斗君と
同棲しているテラスハウスへ戻った。
お夕飯の用意をして…、彼が
仕事から戻って来るのを待っ。
ガチャガチャと玄関のドアのカギを
開ける音が聞こえて来て。
玄関に向かって彼を出迎えた。
『ただいま、巴さん』
「港斗君、お帰りなさい」
玄関でお帰りなさいのハグをして、
そのままお帰りなさいのキスをする。
一緒にお夕飯を食べてお片付けをして、
その後は…特注のカウチソファで
お湯張りが出来るのを待って。
一緒にお風呂に入って、
歯磨きをして髪の毛を乾かして。
支度を整えて、2階のベッドルームへ
彼と一緒に…向かう…。
『巴さん…約束…憶えてますか?』
そう…彼とした約束…
今夜は…抜かずの…3回だって…。
「……っ…」
『巴さん…
顔…真っ赤…ですよ…、
巴さん…カワイイ…すぎます…よ』