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12歳年下の彼に溺愛される話

第68章 2024年4月30日~5月2日



ベッドルームに入ると
そのままベッドの向かって居る途中で
身体を引き寄せられてキスをされてしまって。

彼が…こんなにも…自分と…
えっちがしたいって
思ってくれてた…んだなって
そんな風に…思ってしまう…と。
キュン…と…してしまう反面で…
疚しい事は…何もないはずなのに…
ズキズキと…自分の中の良心が居たんで…。

港斗君は…聞かれたくない…し
知られたくないと思ってた事を…、
私が彼に内緒にして…聞いてしまって…。

『巴さん…?
どうかしたんですか…?』

私の様子がおかしかったのに
彼も気がついて居た…のか…
そんな風に言って心配そうに私の顔を
彼が覗き込んで来てじっと目を見つめて来る。

『巴さんは…嘘が下手ですね…?
隠し事には…全然向いてないですよ…。
有翔の事なら…良いですよ?
有翔からLINEがあったんで知ってますよ』

「えっ…、み、港斗君
ぜ、全部……知ってた…の…?」

『聞きたいから…って言われたから
紫苑の事話したけど、良かったの?って
でも…巴さんの…様子見てたら…
巴さんは…絶対浮気とか
隠し事…できない人だって分かったんで』

「港斗君…ごめんなさい…私…、
港斗君が…知られたくないって
思ってる事も…聞いちゃったんじゃ…て」

『でも…全部…昔の事…ですから…
今の僕には…巴さんだけですよ…?』

ぎゅううと…彼が私の身体を
抱き締めてくれて自分からも
ぎゅううと…彼に抱きついて
巴が自分の瞼を閉じて…
彼の胸に自分の胸を埋めた。

「私も……港斗君…だけ…でいい…ッ」

『ええ、ちゃんと分かってますよ…。
でも…、巴さんに
そのつもりが無くても相手に
そのつもりが有るかも知れませんからね?』

そう…彼に…チクチクと
釘を刺されてしまって。
全くその通りなので…ぐうの音も出ない。

「す…すいません…でした…ッ
い、以後…気を付け…ます…」

『さ、巴さんには
反省をして貰った所で
仕切り直し…しましょうか…?』

フワッと…身体が浮かんだと思ったら
彼にお姫様抱っこをされてして。
ベッドまでの数歩の距離を
港斗君にお姫様抱っこで運ばれて。
そっと…ベッドの上に身体を降ろされた。



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