第67章 秘密の場所
『後…3日も…我慢なんですか?
じゃあ…僕がちゃんと我慢できたら…
30日は…抜かずで
3回しても良いですか?』
え?それって…
抜かず3発ってやつ…では?
そんなので…次の日は平日で仕事だし
私の身体は大丈夫なのかってそんな
心配をしてしまいつつ……。
『でも…1日と2日もしますよね?
3日はエビちゃん達と大和君と
1泊旅行に行きますし、流石に
その日はえっちできませんから…
その分も…しますよね?
ね?巴さん』
と…ある意味……処刑宣告からの
オーバーキルみたいな事を彼が言って来て。
そう…抜かずの…
えっちがしたいと言うのは…
私が…ピルを飲み始めたから…
コンドームをしなくて良くなる訳で……、
生でも…中でも……になる訳だから…。
その…抜かずのなんたらも…可能な訳で……。
GWの前半と後半の間の…平日が
私は一番…恐ろしい気がしてしまっていた。
多分…彼の事だから…4日の日は
4日の日で…5日は…來翔さんと
有翔さんのお家の別荘に…
大和も連れて遊びに行くから…。
その時も分って…したがる…だろうし…。
自分が…今月の終わりから、
来月の…5月の初めを…
無事に乗り越えられるか…が…
とても…不安になった巴だった…。
ーーーー
ーーー
ーー
ー
翌日の朝は…、お手伝いをしようと
思っていたのに…寝過ごしてしまって
朝ご飯が出来たと…声を掛けられて起きて。
朝ご飯を食べると…
ある場所を予約してあるから
一緒に遊びに行こうと言われて。
何処に行くのかと思ったら、
西宮にあるコーラルパークと言う場所で。
奏多君のクラスメイトのご家族と、
一緒にテラスを貸し切りにして
BBQと…マリンスポーツを楽しむ事に
なっていると…言う話らしくて。
『港斗も…巴さんも来るでしょ?
もう…今日は…団体予約で
私達と…奏多のお友達のご家族で
貸し切りにしてあるから…大丈夫よ?』
あの…水嶋來翔さんと有翔さんの
双子…さんは…GWは淡路島の
別荘でバカンスしてるらしいし……。
港斗君の…ご実家ご家族は…
地元で…こう夏を先取りして…
遠くまで行かないで…遊ぶらしくて。
もう…今日は…施設ごと…
グループ貸し切りにしてあるから。