〇〇しないと…部屋→クリア-数時間後→トリップ【呪術廻戦】
第1章 〇〇しないと出られない部屋
二次創作をよく見る、私からすれば耳タコならぬ目タコの「〇〇しないと出られない部屋」に似た状況に置かれている女の子は私です。はい。そしてすぐ目の前には
「チッ、しくった」
「いや、これは流石にしゃーなしじゃね?雑魚だ、って補助監督も言ってたし」
「確かに等級は行っても4級とは言われたが、俺らが油断したのは事実、なら俺らの落ち度だ虎杖」
虎杖「いや、それは、まぁ、うん。そうね…でもよ、伏黒ここで玉犬の出番だろ」
伏黒「分かってる。でも無理だ。術式が扱えなくなってる」
虎杖「…マジで?」
伏黒「大マジだ」
虎杖悠仁&伏黒恵、言い換えると我が最推しsがいる。
『あ、あのー』
声を出す
虎杖・伏黒「「!!」」
驚くが一気に私と距離を置き、虎杖は屠坐魔を伏黒は近接戦に移行出来るように構えた。
『ひぇ…
驚いた顔もkawaii…じゃなくて、あ、あのこれは一体?』
二人が私の顔を見詰める。
やめて、私の顔”凡”だから。君たちのお目々を汚しちゃう…
伏黒「演技…じゃねーだろうな?」
虎杖「いや、それはねぇだろ。明らかに困ってる人の顔だぞ。因みに理解してない奴の顔でもある」
いつの間に屠坐魔を下ろしてる虎杖になんか馬鹿にされた気がするが、まぁ、虎杖だから許す。それ以外だったら天誅下してた。…いや、伏黒でも無罪だわな。美少女無罪ならぬイケメン無罪じゃ、このヤロー。
伏黒「…」
ゆっくりと警戒を解く伏黒。
伏黒「俺たちも分かんねーんだよ。力になれず悪ぃな」
虎杖「そーそー。逆にお前は?なんか知ってる?」
ひぇ、虎杖と伏黒に存在認知された…。
虎杖「うぇ?な、泣いてる?ご、ごめんな。怖かったよな急に警戒されて。ほら、伏黒も謝れ」
伏黒「は?いやっ、でもっ、その…悪かったな。すまん」
『な、泣いてます?私?』
虎杖「おー、泣いてる泣いてる。怖かったなー、急に目つきの悪い男に睨まれて」
『いや、怖かったとかじゃなくて、その感極まって、みたいな?よって、伏黒も謝る必要は無い』
虎杖「あれ?伏黒の事知ってんの?」
あ、マズい。つい癖で伏黒呼びしてしまった。
伏黒「…お前、やっぱ」
『ち、違います!漫画で知ってて、推しだから!!』
虎杖・伏黒「「…は?」」
…更に墓穴を掘ってしまった様だ。