• テキストサイズ

【名探偵コナン】色あせぬ恋【R18】

第4章 コードネーム ※



♦︎♥︎♦︎

赤くて小さくて、柔らかい唇。

やっと触れられたソレは俺の唇に吸いついてきて、一度重ねただけで離れられないと確信した。

部屋中に響くリップ音と艶のある吐息が欲を掻き立てる。

こんな蕩けた顔をして、こんなエロい声を出されたら・・・一瞬で落ちるのも納得だ。




キスをしながら首が痛いと訴えてくる女を運んで、ソファに寝かせる。

何だ、この軽すぎる身体は。

ちゃんと食ってんのか?

今度美味いもんをたらふく食わせてやるか・・・と柄にもないことを考えた。



「おい、こっち向け」

「・・・・・・んっ・・・!」


舌を口の奥に入れて口内を余すことなく味わう。

舌、上顎、歯列・・・・・・順番になぞっていくとだんだん呼吸が短くなり、口の端から唾液が垂れてきた。


「はッ・・・ん、ぅ・・・はぁ・・・ッ!」

「何、遠慮してんだよ・・・お前も舌絡めろ」

「ふ・・・・・・んぁっ!ッは・・・・・・」



躊躇いながらも頬を紅く染めて舌を絡ませる姿が堪らない。



全力で拒否されるのを覚悟していたのに、意外にもすんなり受け入れられて肩透かしを食らった。

コイツもこうなることを望んでいたのかと思うほど。


「っん!はぁ・・・い、や・・・ッ!」

「ココ、弱いのか?」


耳から首筋に掛けて指を這わせていると、腰をくねらせ善がり始めた。

耳を触りながら首筋に顔を埋めて香りを吸い込む。 

甘くて美味そうな香りに誘われて、口付けをしたり舌先でチロチロと舐めたりしていく。


「ふあッ・・・!!あ、ん・・・ッ」

「フッ・・・良い声出るじゃねーか・・・」


甲高い善がり声に自分の身体も疼いて熱くなってきた。

常に気を引き締めていないと、女の色香にやられそうになる。



「・・・お前、もっと首の詰まった服を着ろ。
目の毒だ」

「え・・・?やッ・・・!あぁっ・・・!!」


首元が大きく開いたニットから覗く、胸の谷間。

コイツが部屋に現れてからずっと気になっていた。

手を突っ込んでくれと言っているようなものだろ。



「ひゃっ・・・あ、あん・・・ッ!や、だ・・・」

「あ?やだ?感じすぎて嫌なのか?触ってほしかったんだろ?」

「あぁッ!!んっ・・・はぁ・・・ッ!」



否定の言葉を発しながら「もっと」と訴えるように目を潤ませている。
/ 203ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp