第14章 平穏な日々 ※

「･･･手、離せ」

「ま、待ってください･･･！」

「･･････嫌なのか？」

「嫌なわけ･･･っ、ないです･･･。そうじゃなくて･･･」





色気のある声で囁かれながら乳首と秘部を舐められ、早々に達してしまいそうだった。

私ばかり気持ち良くしてもらっているから･･･ジンにも気持ち良くなってほしい。



唐突に頭を押さえたため不機嫌になり怒られてしまうかもしれないと構えたが、彼の反応は予想と違っていた。




「私も･･････舐めたいです･･････」

「････････････は？」

「･･･ジンの、舐めたい･･･。上手くできるか、わからないんですけど･･･」




信じられないとでも言いたげに、目を丸くして固まってしまったジン。

さっきも自ら触ったし･･････淫乱だと引いているだろうか。


ジンはどこに触れたら気持ち良いのか、どんな風に舐めたら興奮するのか･･･。



全てを知りたい。


もう･･････私を忘れないでほしい。



窮屈そうに盛り上がっているジンのモノを服の上から触ろうと手を伸ばすと、間髪入れず彼に遮られた。




「だからお前は･･･ッ。汚ねぇから口は駄目だ。俺のことは気にしなくて良い」

「･･･嫌です。ジンのなら･･･汚いなんて思いません･･････舐めたい、です･･･」

「･････････はあ･･･。なら、やってみろよ」




小さく舌打ちをしたジンは顔を背けたまま服を脱ぎ始めて。

チラッと覗く耳が紅くなっている気がした。




「歯、立てるんじゃねぇぞ」

「っ･･････はい･･･」



赤黒く、太くて長いソレ。

まじまじと見たのは初めてで、こんなに立派なモノが自分のナカに挿入っていたのかと考えるだけでボッと顔が熱くなった。


この行為自体は過去にもやったことがあるが、心臓が飛び出しそうな程バクバクと鳴っている。




そっと手で包むと彼の身体がピクッと動いた。

　　

硬くて熱くて･･･秘部に当てたら気持ち良いことを知っているから挿入れてほしい･･･と思ったり･･･。




震える手でキュッと握り、亀頭から出ている汁を舌先でチロチロと舐めた。