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【名探偵コナン】色あせぬ恋【R18】

第13章 キスで目覚めて ※



♦︎♥︎♦︎



「お前がNOCになった理由は何だ?」

「・・・・・・ジン、を・・・・・・誘惑、する・・・為・・・です」

「所属は?」

「え・・・っと・・・・・・」

「誰に指示された」

「それ、は・・・・・・」

「バーボンだろ?いい加減吐いて楽になれよ」

「ぅ・・・・・・」

「はあ・・・」



ジンの膝に乗せられ、後ろから抱きしめられながらの尋問は心臓に悪い。

耳元で喋るから先程の余韻も相まって、ゾワゾワと身震いしてしまう。




──また、ジンの温もりを感じることができた。



ふわふわと夢の中にいる気分だ。




何もかもバレているのだから正直に話しても良いとは思うのだが、風見さんや公安の人達を危険に晒してしまうかもしれない。

そう思うと私の口からは真実を話すことができなくて。


ジンを愛しているから、もう隠し事をしたくないんだけど・・・・・・すみません、と謝るしかなかった。




「・・・・・・お前は真面目な奴だな。まだ・・・バーボンが好きなのか?」

「ちっ違う!それは違います!!私が好きなのは・・・・・・愛してるのは・・・ジンだけです・・・」

「フッ・・・・・・当然だ」

「ん・・・・・・」


慌てて振り向くと優しく微笑んでいるジンの唇が降ってきた。


ジンとのキスは暖かくて気持ち良くて、もっと触れたいと自分からも唇と舌を動かす。

お尻に当たる硬いモノが私を求めてくれているのが嬉しくて。


大胆で引かれないか不安を抱きながらも、熱くなっているソコを指でクルクルとゆっくり撫で回した。



「ッ・・・おい、お前はそんなことしなくて良い。手が汚れる、やめておけ」

「んっ・・・嫌・・・、ですか・・・?」

「・・・・・・嫌なわけねーだろ。可愛いことをするな」

「ジン・・・・・・愛してます・・・・・・」



彼の硬いモノを擦りながら再び唇を重ねて、話もそこそこにお互いがお互いを求め合う。


ジンが本当に戻ってきたのだと、もっと実感させてほしい。


手を動かす度に小さく声を漏らし、感じてくれる姿にこちらも熱くなる。




跡形もなく綺麗になった彼の顎裏にキツく吸い付き、狭い車内で飽きるほど抱き合った。








もう・・・離れたくないよ。

ジン以外、何もいらない。

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