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死んだと思ったら人類最強と恋をした。

第2章 退屈な日々


リヴァイ side

「誰だ?」

低い声で訪ねる。

「エルヴィン・スミスだ。」

…………

「入れ。」

ガチャン

「朝っぱらからなんのようだ。エルヴィン。」

時刻は8時前

エルヴィンが朝から俺の部屋に訪ねてきたことは一度もない。

緊急事態か、、、、、、、、?

「朝っぱらから何のようだ?エルヴィン。」

鋭い目つきでエルヴィンを見つめる。

「いや今日やってほしいことがあってな。」

「なんだ?」

「最近地下街に厄介なゴロツキがいるらしい。」

’’地下街’’ ’’ゴロツキ’’

俺が生まれ育った場所であり、一番嫌いな場所だ。

昔の自分を思い出す。

不快だ。

「リヴァイ。一日地下街で見張りをしてきてくれ。」

チッ

「そんなもん憲兵の仕事だろ。俺がやる必要はねぇ。」

憲兵がさっさと済ませればいい話だろ、、、、、、。

「できていないから君にお願いしているんだ。リヴァイ。別に捕まえたりしなくていい。見張るだけだ。何も起きなければ夜に帰ってくればいい。何かあれば判断はリヴァイに任せるが。」

「エルヴィンが行けばいいだろ。」

「それじゃリヴァイは私の机いっぱいにある資料を片付けてくれるかい?」

ニコニコしながらこちらを見つめるエルヴィンの顔を見て舌打ちをしたあと、

「わかった。一日だけだぞ。溜まった資料はクソメガネに預ける。」

「よろしく頼むよ。リヴァイ。」

戸が閉まる。

準備をし、資料をクソメガネに投げつけ俺は地下街へと向かった。
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