• テキストサイズ

死んだと思ったら人類最強と恋をした。

第4章 ゴロツキ


リヴァイ side

何だ

あいつは、、、、、。

数分間ずっと追いかけている。

リヴァイ班全員で行く手を阻んだ。

でも

すべて避けた。

アンカーの付け所は俺でも予想がつかない。

一つ一つの動きが素早く、小回りが利いている。

素人とは思えない完璧を超える動き。

しばらくハンジのほうから合図があった。

もう一人のゴロツキが捕まったらしい。

その数十秒後

周りの気配が変わった。

黒髪の女の気配が変わったのだ。

ぶつぶつと呟いている。

そしてポケットから刃物を出した。

そういえば奴は一度も刃物を出していなかった。

殺気あふれる背中は一瞬にして消えた。

「!?」

一瞬気が抜けたのか頬に何かが一瞬触れた。

冷たくて鋭いなにか。

刃物だ。

それに気づいたのは数秒後だった。

でも

それよりも前に

より冷たい

何かが俺の頬に触れた。

宙に浮いていたはずの俺はいつの間にか屋根の上に立っていて、この前地下街にいた時落ちてきたガキの手が俺の頬に触れていた。

何が起こっている?

理解できない。

そんな中

ガキは涙を流しながら

ただ一言

「私を殺してください」

そういった。


/ 40ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp