第4章 ゴロツキ
ユリ side
考えている暇なんてない、、、、、、
感じて、、、感じて、、、勘で動くんだ、、、、、。
仕事が終わった後だからガスも少ない、、、、、。
早く終わらせなきゃ、、、、、、、、、。
でも
リヴァイ班を
殺す
以外終わらせる方法はあるの?
リオナが捕まったら、、。
私も捕まろう、、、、、、、。
それまで
逃げなきゃ、、、、、、、、、、、、、、、、。
リヴァイ兵長が使っていたルートを少し変え、全力で逃げた。
途中ペトラやエルド、オルオにグンタが行く手を阻んできたがなんとか避けきれた。
けして撒けたわけではなかった、、、、、、、、、、。
後ろにはリヴァイ兵長がいた。
常にだ。
なんとも言えない不思議な感情だ。
推しが真後ろに居るのに恐怖しかない。
一瞬でも気が抜けると殺される気配がする。
しばらく逃げ続けた。
逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げた。
でも
私には一瞬見えてしまった。
リオナが捕まり、ブレードが首元にあるのを。
助けなきゃ。
じゃないとまた
私のせいで
私のせいで
人が
大切な人が
死んでしまう。
パニック状態に陥った私は
ポケットから
刃物を出した。