第4章 ゴロツキ
リヴァイ sibe
「どんな子なんだろうなぁ〜!!二人共動きが良いんだってね!リヴァイよりすごかったりしてぇ!!女の子なんだよねぇ!かぁ〜!!かわいい子かなぁ?」
クソメガネがキラキラした目で話しかけてくる。
「俺より動きが良い?何ふざけた事言ってやがる、、、、、。」
「そんなのわかんないじゃ〜ん!本当に動きが良いなら調査兵団に入ってほしいよね〜ただでさえ調査兵団は人手不足なんだしさぁ」
「まぁな。」
そんな雑談をしているうちに地下街に着いた。
着いてすぐ
立体機動を使っている音が聞こえた。
「居るぞ」
俺たちはすぐに戦闘態勢になり、奴らを追った。
奴らも気づいたのかスピードをあげる音がした。
「行け」
俺の合図で一斉が定位置に移動した。
「リオナ!!!!!逃げ切って!!!!!」
聞き覚えのある女の声が上がった。
まだ奴らに姿は見せていない。
音だけでわかったのか?
なら、。
相当の逸材かもな、、、、。
やっと見えた姿は二手に散っていた。
黒髪の女、、、、、。
うまい。
ガスの消費量、体の動かし方、逃げ道、立体起動の操作。
調査兵団にいてもおかしくないほどの腕前だ。
細かな部分を見てみると
俺に似ている。
逃げ道の大まかなものはもともと俺が使っていた場所。
体の動かし方も、立体起動の操作も、全部全部
俺にそっくりだ。
逃げ道は少し違っていてよりややこしくなっているが、、、、。
リヴァイ班の全員が完全に散る直前黒髪の女はこちらも見るため振り向いた。
影であまり良く見えなかったが、目だけはしっかり見えた。
俺に憧れを持つような、キラキラした目。
イザベラ、、、、、、に、、、、似ている、、、、、、、、、、。
死んた仲間を思い出す。
違う
今はコイツを捕まえる。
それが今
俺がやらなくちゃならねぇことなんだ。